「点譜連の集い」点字楽譜への思いを和波さんが語る 29年12月10日大阪で

 平成29年度2回目の「点譜連の集い」は、大阪の日本ライトハウス情報文化センターで開催しました。今回は、「点字楽譜に支えられて-音楽活動のエピソードから」と題して、点譜連代表でヴァイオリニストの和波たかよしさんが、生い立ちから音楽家への歩みを語られました。苦労されていた点字楽譜は、1990年代以降はパソコン点訳で支援されてスコアまでも点訳していただけるようにまでなったこと、基本的なことは楽譜の裏付けなしにはできないこと、点字楽譜があって本当によかった、と語られました。そして、お話とともに、バッハの「アダージョ」やイザイの「無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 バラード」を演奏していただき、その美しい音色が、みなさんの心を揺さぶりました。

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